（のぞき）
86年：ヴァイキング・フィルムズ
監督：エルウッド・ペレス
主演：マリア・イザベル・ロペス
サルジ・エマヌエル
マイラ・マニボグ
マーク・ヨセフ
ダレン・クレーグ・ジョンスン
マイケル・アンヘロ
アルウィン・ロヘリオ
ジェニーリン・ガトバリテ
ピア・サバレ
ジミー・レイエス
グロリア・アンドラデ
アルトゥール・カサノヴァ
チャベン・コントレラス
フィリピン映画はマルコス政権の末期において輝き、アキノ政権下によって衰退する。マルコスが民衆の不満をそらすため、性描写などの検閲をゆるめたからといわれているが、その好例のような作品。公開は二月革命後のアキノ政権成立下かもしれないも、まだ映画への検閲が厳しくなる前だったのだろう。ある種、エロスが頂点に達したごとき、平凡な形容を許してもらえば“ものすごい”との賛辞を与えたくなる衝撃作。惜しみないヌードの大胆さもながら、土着のフィリピン気質に対する強烈な風刺にもなっている。
セックスのみならず、粗野な暴力が全編にあふれる。
北イロコスを舞台にとり、ダヴィラ・パスキンの塩坑夫たち、ラオアグ市ラパスの市民たち、パオアイ市スバの市民たちが出演者に動員される。スバ・ビーチの砂丘が荒涼たる風景の貧しいイメージを伝える。
少年少女たちがみつめ、その中のチャゴ（アルウィン・ロヘリオ）が命ごいするのを退け、野人のごときシモン（マーク・ヨセフ）が水牛を斧で堵殺に始まる。内蔵をとりだす際に腹を裂き、ウンコが飛んでいるのがリアル。水牛の頭を手にとってかざすのは伏線になる。このあと塩の精製や肉の天干し、ニンニクの束を梁につるしたり、地面の上に直接つくった大きな土鍋で櫂をまわすようにお湯をわかして調理など、生活スタイルの点描がさり気なく盛りこまれているのに興味がわき、エルウッド・ペレスの演出にうまさを感じる。木の皮や葦で家がつくられていて、容易にのぞけるプライヴァシーの低さが、かつて日本にも存在した共同体の村落っぽい。また娯楽が少ないのでセックスが日常茶飯になり、会話をかわす主人公の奥で隣人がイチャつく構図のショットが多角的な表現をうかがわせる。村人たちがほぼ半裸で暮らし、女性はスリップのような布きれ一枚のワンピースをはおり、下着をつけていないのが特徴。それでヌード以外のシーンでも前かがみの姿勢などで乳首がみえそうになる。祖母（チャベン・コントレラス）と住む若い女性のトニャ（マリア・イザベル・ロペス）は信仰を説く教師で、ちょうど初潮がきたピア（ピア・サバレ）に「男の誘惑に注意しなさい」「男は悪魔よ」とさとし、ピアが「私のお父さんも悪魔だったの」と質問している。たまたま村は神父が不在のまま、なかなか帰ってこず、留守の間に子どもたちへ私設の礼拝場で説教するトニャを大人たちは本当の教師と認めていない。トニャは神に祈ると狂信的なあまりに精神が異常をきたし、トランス状態に陥る。かつて母親が性欲のもつれでヘンになり、亡くなった過去を気にしているのが極端に宗教へ走った原因とも察せられる。一方で性への欲求にうずき、生理のモジモジ感でオナニーを我慢するのにもだえるのをチャゴがのぞく。このトニャにシモンが欲望を抱き、水牛の肉をあげたりで関心を引こうとするも、子持ちのモナ（マイラ・マニボグ）と愛欲関係にあり、モナの息子のチャゴが母親とシモンのセックスを悲しみの表情で木の上からながめ、息子にみられているとわかってモナがあわてる。トニャのことをシモンが好きなのにモナが嫉妬を荒げる。
白人のロナルド（ダレン・クレーグ・ジョンスン）を伴い、トニャの幼なじみのセルダ（サルジ・エマヌエル）が村へ戻ってきてストーリーが動く。都会風に洗練されたセルダは「まだノー・パンなの」とトニャが下着をつけていないのをからかう。夜にロナルドとセックスし、それをのぞくトニャをわざと挑発する。すぐにトニャはシモンが好きだったものの、セルダがシモンを誘惑したのでダメになった経緯が明らかになる。ビーチで魚を串刺しにして薪で焼く小パーティーでのセルダとトニャの会話をツー・ショットのクロース・アップでとらえ、画面に向かって視線を送りながら話す表現の鋭さにエルウッドの卓越した映像感覚をかぎとる。トニャに「魔よけよ」とセルダがネックレスをあげて、これがあとでトニャとシモン、それにチャゴをつなぐ小道具に活用される。セルダはシモンの水牛に乗ったりでおふざけのうえ、シモンを誘って愛撫。モナが気づいたのでケンカになり、シモンがモナを全裸で竹の杭に縛りつけ、奥で騎乗位のセックスをする。トニャがロナルドを呼んできて、怒ったロナルドとフリチンのシモンが殴り合い、シモンがロナルドを殺しそうなのをトニャがとめる。ロナルドは「帰る」と荷物をまとめるも、突然にチンポをだしてトニャに迫る。それを祖母にみられ、憤慨で村をでていく。白人のチンポをさわったと村人たちがトニャを避け、子どもたちを礼拝場へいかせなくする。これもセルダのせいだとトニャが責めると、かえっておもしろがったセルダは女の子たちに化粧し、一緒に『ライク・ア・ヴァージン』で踊ったりと反発を強める。
ピアが妹のグロリア（ジェニーリン・ガトバリテ）に「セックスした」「相手はシモンよ」と意味深にうそぶき、それをグロリアがトニャに告げてからがクライマックス。気が動転したトニャはピアのオマンコにお払いと砂をかける。セルダは全裸の水浴びをチャゴにのぞかれるや、からかい半分の余裕だったものの、ピアの母（レティー・デ・グスマン）が「娘のマンコを砂で汚したトニャに制裁を」と村人たちに頼んでいるのを耳にして危険を察知する。妄信的に神への祈りにふけり、郊外の小屋に倒れるトニャを訪ね、逃げるようにと話し、実は「愛してる」とレズを告白。セルダを痛めつけたトニャが村人たちの探索にシモンのもとへ走って「助けて」とすがるも、自分を拒んできたのを理由にシモンが断り、モナがきて「よくもまた」と嫉妬でからんだために意識が豹変。モナをボコボコにしたシモンは「セルダでもない、モナでもない。お前だけが好きなんだ」とトニャを求め、白昼の砂丘でセックスになる。この情事をピアが目撃で駆けよると、トニャに「男は悪魔だといったのに」と非難の叫びをあげ、混乱でトニャに殴りかかる。我にかえったトニャが去り、ふと冷静になったピアが目の前にシモンの勃起したチンポをみて、好奇心から「さわらせて」と手を差しだす。反射的にシモンが平手打ちをくらわせ、砂丘を転がり落ちたピアが、運悪く石に頭をぶつけて亡くなる。シモンは全裸のままピアの遺体を海に運んで浮かべると、家へ戻ったときに母への虐待を恨んだチャゴがきていて、刀で刺される。とっさに斧をとって反対にチャゴへふりかざすも、ミゲル（マイケル・アンヘロ）をリーダーにするチャゴの仲間の少年少女たちが現われ、全員でなぶりもののうえに殺される。チャゴは斧でシモンの首を切りとり、いつかシモンが水牛の首をかかげたようにかざす。しかも母のモナに対し、生首をみせて仰天させる。ビーチではセルダとトニャがついに全裸でレズを確認し合っているところへ、モナによって「トニャがシモンを殺した」とあおられた村人たちが集まり、素っ裸の二人をとり囲む。そこへピアの死体があがったため、モナが「ピアを殺したのもトニャだ」と指さし、トニャとセルダが全裸で走って逃げるのを全員で追いかける。つかまったトニャとセルダは全裸のまま葦の小屋の中に縛られ、村長（ジミー・レイエス）、副村長（アルトゥール・カサノヴァ）、おばさんたちのリーダー格のアンダ（グロリア・アンドラデ）を煽動してモナが「火あぶりの刑にしよう」といきまく。驚いたグロリアが母に「トニャはピアを殺してないし、シモンも殺してない」といい、ピアの母がとめて、トニャの祖母が命ごいするも、興奮が高まったモナはおさまらない。小屋では見張りの男が全裸のセルダに欲情してパンツをおろし、お尻を露出で抱きつくや、別の男がトニャにお尻をだして飛びのり、こちらもシコシコと犯しはじめる。それにつられて何人もの男たちがお尻をだし、次々と集団レイプにおよんで、さながら地獄の愛欲絵図になる。その光景をながめながらアンダの夫（エミリアーノ・ロペス）がオナニーする。ついにモナの号令で男たちが小屋に火を放ち、トニャとセルダが焼き殺される。神父の帰った村では全員が葦でつくった仮の懺悔室で罪を告白する。
もともとの性は大らかなものだが、どうしてもそこには嫉妬や横恋慕がおきる。キリスト教が性を罪悪視することによって、本来の素朴な民から動物的な本能を奪っていく。性を抑制された人間たちは紳士淑女になるどころか、むしろ暴力を増長させて残酷さをおびる。いくら罪をおかしても神に懺悔すれば許されるみたいなキリスト教は、いわゆる野蛮な民族の間で広まったと考えられるが、こんな宗教を信じたことがフィリピンの悲劇かもしれない。とは個人的な見解であり、脚本のリカルド・リーの意図からはまったくはずれる意見だろう。でもウィリアム・Ａ・ウェルマンがかつて『ＴＨＥ ＯＸ‐ＢＯＷ ＩＮＣＩＤＥＮＴ』であつかった群集心理による私刑の恐ろしさに少し似た状況において、人間の約束たる法律ではなく、神への懺悔でしめくくる宗教性において、フィリピンの“甘え”のごときダメさ加減を感じとるわけである。性の大らかさを肯定した社会ならば、どれほど純朴に生きられただろうか。
なんてことはさておき、とにかく人間のゆがんだ面をさらけだし、まっこうから性の問題にぶつかった作品として特筆にあたいする。抑圧がのぞきという陰湿な行為をうみ、これを少年の屈折的な視点におくのが説得力をおびる。
こうした題材だけに、マリア・イザベル・ロペス、サルジ・エマヌエル、マイラ・マニボグの女優陣の脱ぎっぷりが半端じゃない。マリア・イザベルは元ミス・フィリピンながら、さほど美人とは思えないも、最近の中年のおばさんになった雰囲気での演技派ぶりからは想像のつかない、若いころの肉体の輝きがムズムズと興奮を誘ってくる。サルジはマリア・イザベルよりも容貌がまさり、マイラもそこそこのかわいさ。三人ともにバツグンのプロポーションが女性の“美”をうかがわせる。実際は田舎の村にこんな魅力的な美女が三名もいないだろうが、そこは映画ということで…。
隣人のセックスをみてほてり、トニャが水浴びで体を冷やすシーンにおいて、まずマリア・イザベルは白いワンピースに水をかけ、ノー・パン、ノー・ブラなので貼りついた布から乳首がスケたうえ、脱いで全裸になると、生理で血がにじんできた股間をカメラがアップにとらえ、陰毛が大写しに現われる。当時の日本がヘアーの露出を禁じていたことを考えれば、性表現が進んでいたなあとの感慨がおきる。シモンがトニャに気があるのを責めたモナに対してシモンが背後からセックスをはじめ、オッパイ丸だしの前かがみの姿勢をとらせ、立ちバックで挿入は、まさに動物の交尾を連想させて、欲望の心理を視覚化の狙いを読みとる。マイラは上も下もワンピースがまくれ、ほぼ真っ裸。神に祈って我を失い、トランス状態でもだえるトニャに子どもたちが砂をかけて静めるシーンがくると、地面で暴れるマリア・イザベルはワンピースの中がのぞくのもおかまいなしの迫真の演技において、本来ならパンチラだろうが、ノー・パンなのでマンチラ。本当に割れ目がチラつき、チョコチョコとマンコがみえちゃってるのに驚愕をおぼえる。セルダがやってきてパンティーをはいているのを自慢し、白いパンティーの下半身を披露。ロナルドとセックスをはじめ、サルジはパンティー一枚のトップレスでオッパイ全開からロナルドにパンティーを抜きとられ、お尻もバッチリの全裸になる。ロナルドはチンポがプラプラで、映画は男性器も遠慮なく映しだしている。シモンの水牛に乗るときのランニングの短パンなど、サルジは着衣でもそそる。嫉妬のモナがシモンを求め、セックスに発展のシーンでは、シモンの体をなめまくっていたモナに対し、それならとシモンがなめ返す流れでマイラの乳首がアップになり、真上からのアングルによるカメラがセックスをワイド画面の全体におさめる構図でシモンが陰毛のあたりをペロペロとなめたあと、本番さながらの挿入がくり広げられる。短パンのセルダがシモンを誘惑をモナが目撃し、駆けつけるところでマイラはオッパイ丸だしで走ってきて、ボトムをおおっていた布が落ちると真っ裸。竹にすっぱんぽんで縛られる。セルダとシモンがモナの視角でセックスにおよび、全裸のサルジが騎乗位でもだえ、まさにチンポが入っているっぽいリアルさ。トニャがロナルドを呼んできたのでケンカがおきて、シモンは全裸でチンポを揺らしながら殴り合う。これをモナがとめようとうろつき、サルジは真っ裸のままオロオロと動く。ロナルドはトニャへ迫ってチンポをだし、ダレン・クレーグ・ジョンスンは白人のせいか、包茎っぽいチンポをトニャにさわらせようとする。セルダとトニャがもめて「でていけ」とトニャがいい、勝手に着ていた自分のワンピースを「返しなさい」と怒るトニャにセルダが「フン」と脱ぎ捨てるとき、サルジはトップレスのパンティー一枚でみごとなスタイルのよさを強調する。さらにトニャが塩をマンコにぬりこむショットでマリア・イベザルは陰毛のアップをみせるし、セルダがスケチチのシャツとパンティーになるかっこうで、サルジのシー・スルーの誘惑が炸裂。水浴び中にチャゴがのぞき、セルダがからかうシーンでは、サルジの全裸が斜め上からのアングルでとらえられ、美乳や陰毛、理想的な割れかたのお尻が刺激をたっぷりとくれる。郊外の小屋でワンピースのトニャが立ちあがる瞬間、マリア・イザベルのオマンコがチラつく。レズを告白したセルダがトニャと争いながら脱がし、素っ裸にする際にマリア・イザベルの陰毛やお尻の丸だしがみごとながら、セルダのゆるパンはイマイチなえる。でもピアがみつめるシモンとトニャの白昼の屋外セックスは言葉にならないほどエロい。着衣から全裸でからみ合うとトニャがシモンのチンポと玉袋をなめて、シモンがトニャのマンコをなめ返し、まさに本物のフェラとクンニ。シモンがチンポを勃起させて根もとを手でつかみ、トニャのマンコにブチュッと挿入する。マリア・イザベルは本番セックスを演じているわけで、女優魂の覚悟がえらい。このあとシモンは事故でピアを殺し、ピアの死体を海岸へ運び、チャゴと斧を振るい合い、ミゲルなどの子どもたちからボコボコにもてあそばれ、チャゴに首を切られるまでずっと全裸なので、フリチンのまま。フニャフニャの平常時のみならず、勃起時も堂々にみせまくりに、マーク・ヨセフという男優のパワーをうかがう。セルダがビーチで真っ裸になって海へ入り、トニャが海でワンピースをまくりあげ、マンコを洗う。陰毛の股間がアップに映ると、セルダがきて、トニャも全部脱ぐ。ここから最後までマリア・イザベルとサルジは全裸をとおす。二人でビーチを自然体のすっぽんぽんで歩き、並んで砂浜に仰向けで寝転ぶ。マリア・イザベルのほうがモリマンなので陰毛の下にオマンコがのぞきそうになる。劣等感を抱いていたとのセルダの告白にトニャがなぐさめるふれ合いを描きつつ、セルダが座ってオマンコを洗うポーズをとらえる。素っ裸の二人を村人がとり囲み、リンチをうけそうなのに砂丘を走って逃げる。もうエキストラたちの前で一糸まとわぬ素っ裸をいとわないマリア・イザベルとサルジの勇気にも女優魂が満ちる。全裸でくくられ、男たちに集団レイプされるシーンは色っぽくないも、息をのむサスペンスに満ちる。
なんたる脱ぎっぷり。なんたる開けっぴろげさ。マリア・イザベル・ロペス、サルジ・エマヌエル、マイラ・マニボグの三女優に圧倒されまくり、言葉を失う。この露出を無駄にせず、作品を水準以上にしあげたエルウッド・ペレスにも賞賛をおくる。
さらに信じがたい表現を含むのは子役の部分。男の子であるミゲルを演じるマイケル・アンヘロとチャゴを演じるアルウィン・ロヘリオは日本だと小学校高学年か中学校に入った年齢だが、あとの二人を演じるジュン・ジュン・サントスとエドゥアルド・レクトは小学校低学年くらい。女の子のチェリービー・サントスとレア・サバレは小学校低学年と幼稚園児くらい。未成年なんてものじゃなく、まだ陰毛も生えていない六名がすっぽんぽんになってビーチではしゃぐシーンがでてくる。やや遠景なのでアップはないも、ちゃんと女の子はふくらんでいないバストやすべすべのお尻がみえている。しかも男の子に抱きあげられ、もし近景だったならオマンコが丸みえのポーズをとっている。そのうえ浅瀬ではピアとグロリアが砂遊びしながら会話をかわし、ともに素っ裸。ピアを演じるピア・サバレのほうはボディーの上に砂を敷きつめているので肌が隠れるが、グロリアを演じるジェニーリン・ガトバリテのほうは横向きのアングルでしゃがむかっこうの全裸が画面にとらえられている。まだ胸よりも下っ腹のふくれたお子ちゃま体型で、つぼみのごときペチャパイは乳首までモロにだし、ピアのほうに上体をおこすと砂のついたお尻が視線を奪うどころか、お尻の割れ目の奥にオマンコがのぞきそうになる。グロリアは小学校中学年くらいなので、こんなあやうい全裸をさらすとは児童ポルノじゃないかとの思いがもたげる。ピアのほうはシモンの勃起したチンポに「さわらせて」と手をのばすとき、小学校高学年くらいの少女にチンポをつかまれる気持ちを想像させて興奮をくれるうえ、砂の斜面を転げ落ちる際にワンピースがめくれ、お尻がモロだしになる。いやはやピアはスケチチとお尻だけにしても、ジェニーリンとチェリービーとレアは真っ裸を披露し、ジェニーリンの堂々たる幼児体型の全裸にいたっては、おそらくロリコン趣味のあるものにすればお宝的な作品じゃないかとの推測がもたげる。考えてみれば法的規制のゆるかった時代が許したわけで、今ならとても不可能な撮影だといえる。
まったくいろいろな意味において予想をはるかにしのぎ、冒頭に返って平凡な形容を許してもらえば“ものすごい”。
とにもかくにもポルノなど比較にならないほど、ものすごい作品だと断定したい。
