“ＳＥＸＹ　ＤＡＮＣＥＲＳ”
　
98年：タウルス・フィルムズ
監督：カルロ・モンテロ
主演：サラ・ゴメス
　　　 アマリア・ジョーンズ
　　　 ライラ・ロレナ
　　　 ルーカス・レオナルド
　　　 エルウィン・モンテス
　　　 アルド・アルヴァレス
　　　 アリエル・レイエス
　　　 レーイ・ロルダン
　　　 ニック・アラディン
　　　 レオ・ラサロ
　サラ・ゴメス主演でこの題名だから、そりゃ、もう、なんというか、あなた…
　とにかくちょっと太めだけど、サラって美人じゃないですか。いやはや、条件反射でよだれがたれてきちゃいますよ。
　しかもアマリア・ジョーンズとライラ・ロレナの共演ですからね。容貌はサラより落ちるけど、アマリアのオッパイのスゴさは、ちょっと予想をこえるド迫力。ライラははっきりいってオバサンだけど、スリムなプロポーションは理想的といえます。
　いきなり化粧する三人の目のアップから始まって、唇、顔全体、ブラをつける胸、ストッキングをはく脚と続いて、サラの胸のショットでは、チラリ乳首がみえちゃってるから、アジャジャー、と目がテンです。ステージ・シーンになると、黒い衣装に身を包んだ三人が一緒に踊るんですが、アマリアはウルトラＴバックでお尻丸だし。サラは網タイツの上にＴバックで、ライラは網のスケスケのガウンの下にＴバックを披露してくれます。なんとワンワンのポーズまでとっちゃうから、まだ十分間ほどしかたってないというのに、イケちゃうんですねえ。
　さすがっすよ。
　でも休んでいる暇はありません。すぐに復活しないと。
　舞台がプールになって、アマリアはパンティーが紐になった超ビキニ。サラとライラの水着もキュートだけど、もうあまりの大胆さに声がつまっちゃいます。
　次はソロのダンスへと移るんですが、まずライラがアラビア風の衣装で登場して、黒い紐なしの光沢ブラが刺激的だなあ、なんて思っていると、黒いパンティーの上に巻いていたすだれのようなものをはずします。そのあと手を背中へまわすから、エッ、ひょっとしてブラをとるんだ、と興奮してくると、ちゃーんと期待どおりにとってくれるんですね。しかも手でほどよい大きさの乳房をうまく隠しながらも、フィニッシュではパッと全開に。いやいやいや、小さめの乳首がそそりますねえ。
　サラの番になると、スケスケの薄いマントの下に黒いＴバックで、これまたスケスケ・ヒョウ柄のボディー・スーツがたまりませぬ。そのうえバサッとブラをほうり投げるようにはぎとると、オッパイがプラプラッと大胆露出ですよ。もう、最高っすね。
　アマリアのソロの前に、閑話休題。警察の手入れのエピソードや、やめてくれー、と叫びたくなるような男のストリップ・シーンがはさまります。三人のプライヴェートの描写もでてきますが、アマリアとライラの水浴びシーンは、ハッキリいってあなた、驚嘆ものですよ。素っ裸でお互いのボディーを洗い合い、濡れた素肌にうっとり。なんてオッパイやお尻をじーっとみつめていると、お尻を突きだすポーズで割れ目の奥からオマンコがのぞきそうになるんです。ギョギョギョギョ、ウヒャーッと大声をあげる寸前。やってくれるよなあ、まったく。
　ただ水を頭からかけるアマンダのすっぴんが、ちょっとブスっぽいんですけどね。
　ソロ・ステージになって、アマンダは黒い衣装に、細い紐一本のＴバック。椅子に座るショットでは、パンティーがお股に食いこんでいて、よく陰毛がはみでないものよ、きっと剃ったに違いないぞ、なんて想像しちゃいます。えっ、全裸を堪能したあとに、Ｔバックで興奮できるなんて、お前はフェチかって？　すみません。最後はお約束のブラはずしですが、店の客たちがケンカを始めたので、オッパイをみせないまま退場。うーん、焦らしてくれるよなあ。
　さて、いよいよセックス・シーンがでてきますが、自分としてはたっぷりハダカがみたいだけだから、好きにやってくれー、というのが本音です。エルウィン・モンテス演じる顧客とサラ、アルド・アルヴァレス演じるナンパした男とアマリア、といずれもみづらい画面だから、ここはあっさり流しましょう。あとででてくるアリエル・レイエス演じる顧客とライラも同様だし、セックス・ファンのみなさんには申し訳ないですが…　まっ、そういうことっす。
　いい加減、ドラマも説明しなければ。
　ライラが日本のヴィザがとれたと喜ぶんですね。その直後にニック・アラディン演じる変態の顧客に殺されちゃうわけ。
　ニックとホテルへ入ると、黒いパンティー一枚にライラがむかれるから、オッと、バツグンのスタイルだなあ、と鼻息が荒くなります。窓に寄りかかってうしろから愛撫されるのをガラス越しに正面から撮ったショットで、オッパイがモロだしで迫ってきて、こりゃ、あなた、ヘロヘロですよ。ニックが殴り始めると、暴力は嫌いなんですが、ビリビリッとパンティーを破りとる瞬間がアッと息を飲むほどに興奮しますねえ。絞殺のあとにニックが死体を捨てるシーンでは、素っ裸のライラをかついでいて、またもお尻の奥にオマンコがのぞきそうになってるじゃないですか。ススス、スゲー、と腰を抜かしちゃいます。それほどかわいくもないライラにここまで夢中になれるお前は、ひょっとして相当にオメデタイ野郎かって？　ほっといてくれ！
　サラが自分も暴漢に襲われる夢をみるシーンでは、ボロボロになったワンピースの衣装で走って逃げるんですが、ワザとらしー、なんてあきれるも、肩のほうのオッパイのところに穴があいていて、乳首がチラチラでてるんですよー。あら、もう、どうしましょ。
　ルーカス・レオナルド演じるショーの内容が法律違反だとしてサラたちを逮捕するや、サラからの抗議に対して同情していた警官が、とくに捜査するわけでもなく、タレこみがあったとニックを捕まえるから、まったく薄っぺらなストーリーですこと。
　結局のところ、筋立てなんてどうでもいいんだけどね。
　ニックの第二の犠牲者役で名前のわからない女優がでてまして、白いパンティー一枚のトップレスを披露してくれちゃいます。
　これもオマケ程度だけどね。
　ルーカスと恋仲になったサラのデート・シーンがきて、またまた嬉しくもイケるんですよ。プール・サイドに座るサラは青い紐パンティーの超ビキニじゃないですか。ドバッと肉感的なボディーが実においそうなこと、ホントに、マジで。そりゃあ、確かに多少プヨプヨしているものの…　お前は太めも好きだろうって？　うるさい！　セックスの前にシャワーで全身を洗うときなんか、惜しげもなくオッパイやお尻を丸みえ状態にしてて、サラったら、みごとすぎるじゃん。ルーカスの前でバス・タオルをほどいて全裸になるポーズなんか、燃えつきちゃうよん。エルウィンともう一回セックスするシーンじゃ、オッパイを下向きに揺らせるサラだけど、ベッドの上で静かに全裸でルーカスと抱き合っている寝姿のほうがはるかに素敵。えっ、なんだ？　オッパイはプルンプルンと揺れたほうが肴になるだろうって？　オレはこういう趣味なんだ、文句あっか！
　てなわけでだ。アマリアもサラもライラの思い出に浸り、全裸の水浴び、プールでのビキニが回想シーンで再びみられるのはサーヴィスじゃないの。
　ラストで二人だけになったステージ・シーンがでてきて、ハイ、ほんじゃま、おしまい。黒い水着のサラもチュッチュしたいけど、赤いＴバックのアマリアがシメで視線を奪ってくれちゃうんだよなあ。
　さてさて、評価のところはどうだって？　一応、ダンサーになった彼女たちの心理が語られるけど、うわずみだけじゃないの。マネージャーがレーイ・ロルダン演じるオカマな点も、いつもの構成じゃないの。気がついてみれば、ステージ、水着、セックスなどのセクシーなシーンだけで全体の三分の一近くを占めていて、しっかり人間が描けないのは、当然でしょう。また、そんなことカルロ・モンテロ監督の眼中になく、ひたすらエロに走っていてくれるからこそ楽しめるわけさ。
　くだらなかったですねえ。バカバカしかったですねえ。でもエッチだったですねえ。サラが色っぽかったですねえ。それではまたお会いしましょう。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。