ＳＥＬＤＡ　ＫＡＴＯＲＳＥ　　ＭＧＡ　ＢＡＢＡＩＮＧ　ＭＡＫＡＳＡＬＡＮＡＮ
（独房14号室　犯罪者の女たち）
　
98年：グッド・ハーヴェスト・プロダクション
監督：テディー・ゴメス（テディー・チウ／テディー・ページ）
主演：イネス・ヴェネラション
　　　 チャック・ペレス
　　 　ビン・ダヴァオ
　　　 デクスター・ドリア
　　　 カトリナ・パウラ
　　　 ジャスティン・アラルコン
　　　 ローナ・タイ
　セックス・ニンフとでも呼びたいイネス・ヴェネラションのボディーがこれでもかと堪能できる、とにかく嬉しい作品。
　いわゆる女囚もので、この手の内容はＣ級セクシー・サスペンスと相場が決まっていが、ここでも例外でない。冒頭にローナ・タイ（リヴェラ）演じる女性が覆面の男に犯されるシーンがあり、バサッと服を破られるとオッパイがポロン。お尻をもまれ、ボロボロになった服からオッパイをプルプルと揺らせながら逃げる。
　チャック・ペレス演じる捜査官が、このレイプ殺人事件を調べることになる。
　場面は変わってイネス・ヴェネラション演じる村娘が、近所に住むイヤな男から迫られていたが、ある日、ついに強姦へと発展。まず外出のために着がえるシーンでパンティー一枚のうしろ姿を披露のあと、服を裂かれるときにイネスがブラ以上にならないのはアレレッ。
　お楽しみはおあずけ、ということか。
　反対にレイプ犯を射殺してしまったため、イネスが収監される。最初におばさんの看守にボディー・チェックをうけるところが、さっそくやってくれる。「下着も脱げ」との命令に対し、画面いっぱいに近いドアップでイネスのお尻が映しだされて、オマンコがのぞく寸前状態でパンティーがとられる。今度は「股を開け」といわれて両脚を少し横にずらすや、やや浅黒くスベスべした肌のイネスのお尻から今にもアヌスがみえそう。
　すすす、すごい。
　牢獄の中のようすはありきたりな描写で、ジャスティン・アラルコン演じる刺青女とイネスがいきなりケンカになる。ジャスティンは巨乳をプルンプルンさせるが、刺青を入れているので、どうも趣味に合わない。クリスマ演じる女囚がイネスを助けるも、看守に呼ばれたクリスマは精神異常になって帰ってくる。
　ビン・ダヴァオ演じる所長が刑務所を私物化し、囚人を性の奴隷にあつかうなど、好き勝手に振る舞っているのを暴く内容と推測させる。
　クリスマはあっさり殺され、彼女に事情聴取をおこなったチャックに罪がなすりつけられるが、このあたりの展開はわざとチャックを泳がせるシチュエーションをうまく生かしきっていないため、ヘタだなあとの印象。殺害のところでクリスマがパンティーをチラッとしかみせないのもイマイチ。
　入浴の最中にジャスティンがイネスの殺害を試みるシーンがきて、全編最大のハイライトにも匹敵の部分がやってくる。女囚のほぼ全員が全裸でドラム缶の浴槽に入ったり、石鹸で身体を洗ったりで、何名ものオッパイどころか陰毛も丸みえ。シャワーを浴びるイネスの全裸のうしろ姿が、うううう、ピューッとイキそうなくらいに誘惑的。ジャスティンが切りかかるときも全裸のままで、もーう、ホント、イネス大好き。
　カトリナ・パウラ演じる新入りの登場によって、ストーリーは次の段階へ。おばさんの看守にボディー・チェックでカトリナも画面いっぱいに近いお尻のドアップを全開。「股を開いて」の命令にアヌスを露出ギリギリまでの接写に、こりゃたまりません。カトリナの少しシワのあるお尻の肌の質感までもうかがえて、思わずペロペロしたい。
　カトリナにイジメを加えたジャスティンと、それをかばうイネスが取っ組み合いのケンカになり、お互いがビリビリッと服を破り合ってオッパイをモロだしのうえ、プラプラの応酬には、ただただよだれをたらすのみ。
　独房に移されたイネスとカトリナがレズに発展のところで、相手のボディーをなめ合う光景に、二人とも好みの美人なのでカッカ燃えてくれる。座位でのイネスのオッパイが吸いつきたいほどキュートなうえ、並んで脚をあげてパンティーを脱ぐ姿が全視線を奪う。お尻をだしたり、パンティーを貼りつかせて眠るポーズにもうっとり。
　チャックがイネスを取り調べ中にセックスへと進む構成はさすがに無理が生じるものの、これもイネスのヌードをたっぷり楽しんでもらおうとの狙いだけに、むしろ大歓迎。イネスのお尻をチャックの手がモミモミし、オッパイをミセミセのボディーをナメナメに加え、乳首をチュッチュッと吸うところで降参。もう完全に我慢できない。
　イネス、素晴らしすぎる。
　デクスター・ドリア演じる牢名主的存在だったおばさんの女囚が脱獄を試みるも、射殺のエピソードや、レオ・ガンバオ演じるビンのアシスタントが麻薬取り引きにかかわる設定など、どうしてというくらい構成が不自然で、テディー・ゴメス監督の力量不足は目に余るが、セクシー・シーンは気どらないテンコ盛り状態ゆえ、とくに文句なし。
　イネスがビンに呼ばれてセックスを迫られ、同じ覆面のデザインから冒頭のレイプ殺人の犯人がビンだったと判明でラストへ。実は潜入警官のカトリナが仮病を使って看守の拳銃を奪い、イネスの元へ駆けつけ、いったんレオにつかまったチャックも反対にやっつけてイネスのところへ向かうも、はたしてどうなるかのサスペンスや、対決のアクションなど眼中になく、犯されそうなイネスのダメ押し的なオッパイの惜しげもない丸だしにキャーッ。
　マジで何度もイケます。イネス万歳。
　いわゆるソフト・ポルノ的な女囚ものとしては、最高ランクの作品と評したい。