ＰＡＬＩＮＧＡＹＡＨＩＮ　ＭＯ　ＡＫＯ
（喜びをください）
　
99年：タウルス・フィルムズ
監督：ロリー・ベルナルド
主演：ヘーゼル・エスピノサ
　　 　トフィー・カルマ
　　 　ヴェヌス・ヴァルガ
　　 　ニッコ・モンテス
　　　 ライラ・ロレナ
　　　 ニック・アラディン
　　　 アリエル・レイエス
　　　 ミゲル・ラミレス
　ヘーゼル・エスピノサとヴェヌス・ヴァルガという二線級セクシー・スターのボディーを堪能する作品といえよう。個人的にヘーゼルは大ファンなので、期待がかかる。
　いきなり海岸でヘーゼルとヴェヌスが戯れ、ここはイマイチ乳首がスケない白いロングＴシャツのヘーゼルよりも、ボトムの大きめな黒いビキニからヒップが浮きでるヴェヌスのほうがキュート。
　ノノン・タルヴォ演じる父親がダメ男で、ジョシー・ガルヴェス演じる母親とケンカの絶えないのがヘーゼルの家庭。ライラ・ロレナ演じる姉がいて、アリエル・レイエス演じる恋人とつき合っているのだが、アリエルにワンピースをめくられて、ライラはオッパイがみえそう。せっかくヘーゼルたちが育てていた鶏をノノンが全滅させ、家族のカネを持って家出すると、アリエルは財産を失ったライラを追いだす。妊娠していたライラが自分で堕胎を試みるシーンで、黒いビキニ下着が挑発的。紐なしブラから乳首のハミでる寸前だし、超ハイレグのパンティーがヒップに食いこみ状態で、うーん、さわりたい。あやしい医者のところで手術を受けるも、失敗で死んでしまう。
　ヘーゼルとヴェヌスにはニッコ・モンテス演じる共通の友人がいて、ヴェヌスはニッコに恋しているのに、ニッコはヘーゼルのことが好き。それでヴェヌスがニッコに睡眠薬を飲ませて逆レイプし、スシン・ヤソン演じる母に犯されたとのふりをするシーンで、Ｔバック一枚になってかなりの巨乳をドバーッ。騎乗位で濃厚にもだえまくる。無理やり一緒になったあと、酔ったニッコにセックスを迫るときは、オッパイのあたりがスケスケのスリップから片方の乳首だけが半分露出していて、妙にそそる。
　ヴェヌス、やるじゃないか。
　ヘーゼルはニック・アラディン演じる知り合いから就職先を紹介され、これが“ＢＩＧ　ＭＡＫ！”というハンバーガー・チェーンの工場。いやはやユニークなネーミングと興味津々で、材料をつくっている光景はもちろんのこと、どこにあるのか実際に行ってみたい。
　ニックの息子であるミゲル・ラミレス演じる工場のマネージャーがヘーゼルをみそめ、食事に誘う。ヘーゼルはデートのあと、ひとり部屋で着がえるシーンでいよいよ魅力全開。スカートを脱いで白い下着になったぞと興奮させるや、すぐにブラをはずしてほどほどの大きさの美乳を惜しげもなく披露。うー、おいしそうじゃないか。パンティーはいかにも生地が薄く、お尻にピタッと貼りついているうえ、割れ目にそってシワシワがよっているからたまらない。
　ニッコがヘーゼルにつきまとうようになり、嫉妬のヴェヌスとヘーゼルが大ケンカ。トフィー・カルマ演じる工場の同僚がヘーゼルをなぐさめて愛が芽ばえるのだが、ヘーゼルとトフィーのセックスは暗くてみえないのが不満。
　気に入らないミゲルはいちゃもんをつけてトフィーをクビにするも、それがかえってヘーゼルの心を遠ざける。
　やがてヘーゼルとヴェヌスは仲直りし、よりを戻したニッコとのセックスで、座って抱かれるヴェヌスのオッパイがボヨンボヨン。
　ヘーゼルはトフィーとパンツ一枚同士で愛撫となり、ヘーゼルが上に乗ると、チラチラする横チチに視線を奪われる。座位でもパンティーを脱いでいないが、キュッとお尻に食いこんだラインが丸みえよりも刺激的。ヘーゼルが妊娠したとの設定がくると、パンティーをはいたままだったのに、そりゃヘンだろう…
　ノノンが帰ってきてヘーゼルの一家は絆を取り戻し、トフィーとのハッピー・エンドをニックが祝福する。安易なご都合主義だなあ、とあきれるも、ストーリーのくだらなさは最初から予想していた通りだから、まあいいじゃないか。
　ヘーゼルの魅力に完全ノック・アウトされた。
　素晴らしい。