ＭＡＨＡＲＯＴ
（尻軽）
　
05年：エル・ニーニョ・フィルムズ
監督：セザール・ＳＢ・アベーリア
主演：クーデット・ホナサン
　　　 ジョン・ロマノ
　　　 クラーク・コンセプション
　　　 ダン・デ・ジョス
　　　 レーヴェン・ラクソン
　　　 シェーン・ヴィリアラマ
　クーデット・ホナサンの魅力を引きだすためのセクシー作。
　バタアンを舞台にとり、クーデット演じる魚市場につとめる娘がダン・デ・ジョス演じる漁師と恋人関係にある。その陰でジョン・ロマノ演じる警官とも情事を繰り返している。かつてクラーク・コンセプション演じる許婚がいたが、軍隊でクラークがミンダナオに派遣され、一時的に行方不明になった間にジョンの弟のダンとできた経緯。クラークが帰郷でかつてのガール・フレンドと実の弟の恋愛を認めるも、クーデットの誘惑に抗しきれず、弟にナイショで肉欲にふける。一方でシェーン・ヴィリアラマ演じるジョンの妹にクラークが目をつけ、レーヴェン・ラクソン演じる同級生の告白を振りきり、シェーンがクラークとの交際を決める。クーデットがジョンに「別れる」というと、ジョンは怒ってはねのけ、クラークとシェーン、ジョンとクーデットのカップルがホテルではち合わせ。「よくも妹を」とジョンが銃をだそうとするや、汚職に手をそめていたジョンが、潜んでいた恨みをかう敵に撃たれる。クーデットはダンと結ばれ、シェーンに「戻るから」と約束でクラークが軍隊へ出発。負傷で八ヵ月後に妊娠したシェーンのもとへ帰ってくる。
　たるい内容に退屈感を伴い、海岸でクーデットとダンの愛撫をのぞくハイメ・プリモ演じるオツムの弱い男と、グロリア・ヴィダリオン演じる欲情する中年女の存在をコメディー要素に使いきってもいない。『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』のインストゥルメンタルなど規制曲を使う安易さも常とう手段で、セザール・ＳＢ・アベーリアらしい低レヴェルというと失礼か。ダンがとってきた魚で酒のつまみのマリネをつくり、マズそうなのと、クラークとシェーンが会う広場に日本の寺院の鐘がつるしてあって、バタアンだけに戦争の影響かと思えるのが興味深いくらい。
　でもクーデットのハダカが目的なので、話のくだらなさは蚊帳の外。
　ジョンとのセックスで、いきなり乳首のドアップ→上向きオッパイ→下向きオッパイ、クラークと思い出のセックスで、オッパイ丸だし→斜め横から正常位の全裸、ダンとのセックスで、赤いパンティーとヌーブラがスケてみえる赤いシー・スルーのワンピース→ヌーブラ露出→オッパイ丸だし→乳首ドアップ、ダンが漁の間にクラークを誘惑のセックスで、ワンピースからパンティーがチラリ→ワンピースを脱がされオッパイ丸だし→真横の正常位の全裸→朝に起きて丸だしのオッパイにワンピースを着る、ジョンと飲んで酔ったダンを連れ帰ってのセックスで、シャツとスカートを脱ぎ下着姿→ブラをとってオッパイ丸だし→ピンクのパンティー一枚でオッパイのアップ→いったんテス・オリアス演じるジョンの母のシーンをはさんだあと、ベッドで下向きオッパイ→いったんシェーンに性欲を抱くクラークのイメージをはさんだあと、横からとらえるスリップ姿、ダンが寝ている間にクラークを再び誘惑のセックスで、白いパンティーがスケてみえるシー・スルーのランジェリー→パンティーをおろされる→ランジェリーをまくられる→横からとらえたスケスケ・ランジェリー一枚→お尻をもまれる座位、別れを拒まれたジョンとセックスで、シャツを脱がされブラ→セックスでオッパイ丸だし→斜め横からのオマンコがみえそうな正常位の全裸、クラークの出発のあいさつに際して、Ｔバック・パンティーがスケるシー・スルーのワンピース、ダンとしっかり結ばれてのセックスで、赤いランジェリー→オッパイ丸だし、クラークの帰還を迎える海岸で、スケスケぎみの赤いドレス、とクーデットのボリュームたっぷりのボディーが限りない悩殺をくれる。
　シェーンも肌をさらし、ジョンとのセックスでオッパイをモロに迫るも、ちょっと乳首が黒いかな。
　まあ、クーデット・ファンには納得の内容といえよう。