ＫＡＳＩＢＵＬＡＮ
（青春）
　
01年：エル・ニーニョ・フィルムズ
監督：セザール・ＳＢ・アベーリア
主演：アリオーナ・アモール
　　　 ヴェヌス・ヴァルガ
　　　 パオロ・リヴェロ
　　　 ジェーゴ・サルヴァドル
　　　 ヴィク・サントス
　　　 エルニー・フォルテ
　　　 パロマ・ロサル
　　　 マリルー・ヴェル
　　　 ノノン・デ・アンドレス
　毎度おなじみアリオーナ・アモールとセザール・ＳＢ・アベーリア監督のコンビ作だから、これでもかのヌード攻撃で悩殺してくれる期待大。
　パンティーをみせながら寝ているアリオーナのショットと、水あびに行って横チチからお尻へと全裸のアリオーナをカメラがなめるようにティルト・ダウンするショットから、早くもビンビンに。ブラをつけ、パンティーをはくポーズもそそる。
　漁村に住む設定のアリオーナは、母が亡くなり、ヴィク・サントス演じる父をラクさせてやりたいと考えている。パオロ・リヴェロ演じる恋人がいるのだが、家でセックスしようとするも、父が帰ってきてあわててやめるシーンで、オッパイがペロン。
　ガニ・レシオ演じるスケベ男がアリオーナの水あびをのぞき、ここはやや俯瞰でアリオーナの全裸をとらえる。みごとなお尻が、振り返ったときにオッパイが全開で、鼻血ものの興奮。
　エルニー・フォルテ演じるバランガイ議長からガニがパンツ一丁で謝って歩く刑にされるのがおかしいが、アリオーナが「もういい」と許してあげるあたりから、やさしい性格をうかがわせる。
　フィエスタでミスになって、アリオーナが山車の上にいるようすは、実際にこの手のフィエスタでよくみかける光景だけに興味深い。個人的にミスの写真をけっこう撮ってあるのだが、それは関係のない話。
　このときたまたまきていた映画スタッフにスカウトされる展開になり、その前にパオロとの初体験が用意されている。ブラをとってパンティー一枚でオッパイを丸だしにすると、乳首のポッチがスケてみえるシャツに着がえ、父が寝ている間に抜けだしてセックス。
　パオロとの関係や、映画がヌード・シーンの多いものだから悩むも、父のことを考えてスカウトに承諾し、アリオーナは都会へとやってくる。パロマ・ロサル演じるつき人と一緒に家を与えられ、共演することになるジェーゴ・サルヴァドル演じる俳優と三人で掃除するとき、オッパイがこぼれそうなうえ、パンティーがのぞくポーズをとるから、ジェーゴはアリオーナに欲情を抱く。パロマも同じ格好だが、露出はなく、さして美人じゃないから気にならないものの、あとででてくるピタパンなどカッコよく、まあまあの印象。
　映画撮影になって、爆薬が破裂するアクション・シーンがあり、監督がマリルー・ヴェル演じる女性なのが面白い。悪党に追いつかれたアリオーナはビリビリッと服を破られ、オッパイがボヨーン。
　撮影が終わって疲れたとシャワーを浴びるところで、またもみごとな全裸。ホントそそるオッパイとお尻だなあ、とひたすら感嘆。
　今度はノノン・デ・アンドレス演じる、やたらいばる男の監督の現場で、助監督がマドンナ演じるオカマなのが笑える。ジェーゴとのセックス・シーンを手持ちカメラで撮るところで、仰向けのオッパイが堂々の迫力。
　たまたまフェルナンドとプライヴェートでキスしているときにパオロが訪ねてきて、何というタイミングの悪さ。田舎へ帰ったパオロがやけ酒を飲んでいると、ヴェヌス・ヴァルガ演じる近所の娘が誘惑する。ずっと意味深に登場していたヴェヌスだが、やっと見せ場に。あの乳首がやや上のほうについた大きな乳房をババーン。
　アリオーナは妊娠して女優をクビになり、実家へと戻ってくるのだが、パオロから再接近を受ける前のオッパイがスケたランジェリー姿がキュート。嫉妬したヴェヌスにパオロは殺される。その死を聞いたアリオーナがパオロとの思い出をイメージするシーンで、ほとんど濡れてオッパイ丸みえ然にスケさせ、白い衣装で海岸にいるところがすごい。
　腹ぼてにした張本人のフェルナンドがやってくるシチュエーションになって、もちろん追い返すも、ねばる彼の愛が本物と知って受け入れる。フェルナンドがヴィクと一緒に地引網漁をするショットで、漁師として生きる決意をつけたと示す。
　娘が生まれ、お乳を飲ませるアリオーナの乳首がかわいい。そんなミルクはでないだろうに、赤ちゃんの口を押しつけちゃって。
　二人目ができた、というオチで終わるのだが、予想通りのくだらなさ。そして予想通りのセクシー・パンチ。
　やっぱりアリオーナ、素敵だわ。