ＩＳＬＡＮＤ　ＯＦ　ＤＥＳＩＲＥ
　
(90)年：リーガル・フィルムズ
監督：エルウッド・ペレス
主演：ルッファ・グチェレス
　　 　ゾーレン・レガスピ
　　　 グロリア・ディアス
　　　 エディー・グチェレス
　　　 チャロ・サントス
　　　 テッチー・アグバヤニ
　　　 リッキー・ベルモンテ
　ルッファ・グチェレスがミス・フィリピンになる前の作品で、たわいもない青春映画ながら、その魅力の爆発に嬉しいかぎり。
　実際の父親であるエディー・グチェレスと、かつてのミス・フィリピンのグロリア・ディアスが両親役で、父が開発計画を担当する島へとやってくる。そこにはリッキー・ベルモンテとチャロ・サントス演じる夫妻が豪華な家に住んでいて、ゾーレン・レガスピ演じる息子がいる。ルッファとゾーレンが恋に落ちるわけである。
　島にはテッチー・アグバヤニ演じる頭のおかしい美女がうろつき、周囲の男たちを翻弄しまくり、リッキーも欲望をあらわにしている。エディーとチャロは以前に恋愛関係にあった、などの背景が準備され、たまたまモーターボートがガス決になってルッファとゾーレンが海で一晩を過ごしたから、グロリアが処女の検査をすると大騒ぎに。
　ゾーレンのことを嫌ったグロリアが島から去り、無理やりルッファと引き裂くや、忘れられない二人は何とか会おうとする。ルッファが部屋に監禁されると抜けだし、修道院の寄宿舎の学校へ入れられるとゾーレンが忍びこみ、尼僧の格好をして逃げる。
　ついにホテルでセックスになり、ルッファが結婚してからにしたいといって、婚姻届けをだそうとするも出生証明書がないからダメ。別居したチャロのところへ行ってみれば、密会していたエディーと会ってしまう。親同士の浮気を知ってショックを受けた二人はリッキーのいる島の家へ向かい、今度はリッキーがテッチーとイチャついている現場に遭遇。ついに絶望でいかだによって海へ乗りだすと嵐になって…
　と波乱のクライマックスながら、ハッピー・エンドが待っているのはいうまでもない。
　なにをおいてもルッファの水着姿がウハウハ。最初の黄色いハイレグのワンピースからしてビンビンのフェロモンで、みごとな盛りあがりをつくるバストといい、キュッと引き締まったウェストのラインといい、鮮やかなカーヴのヒップといい、ほとんどパーフェクトなボディー。しかも股間に目をやると、おそらく陰毛をそったんだろうなあ、と思わせる鋭角の切れこみ。
　ウワーッ。
　このあと海岸で戯れるときのダーク・グリーンのもの、キスするときのオレンジと黒のもの、ボートに乗るときの黒に緑のスカーフを腰に巻いたもの、プールに浮かべたソファで寝ているときのパープルのもの、と次々に水着がでてきて、いずれもハイレグのワンピースで、さながらルッファの水着ファッション・ショーをみているよう。
　十代後半のルッファに、こんなにもイカされるとは…
　欲張ったことをいえば、難破から助かったラストで着ていた服がボロボロになり、ゾーレンがパンツ一丁なのに、ルッファのほうはシャツが残っているからパンティー丸だしじゃないのが残念。しかもそのまま池で泳ぐだけに、濡れて貼りつき、乳首のスケるルッファがみたかった。
　熟女のほうも頑張っていて、グロリアは黒とヴァイオレットの二タイプの水着を披露してくれる。とくにヴァイオレットのほうはこぼれんばかりの胸の谷間が圧倒的な迫力で、これぞ、大人の色気。ただしエディーとのセックス・シーンは、ずっとボディーにシーツを巻いているから興奮しない。
　チャロは水着にならないものの、リッキーとの二回あるセックスのうち、風呂につけられてレイプのように扱われるほうにドキドキ。エディーが訪ねてくるシーンではちょうどシャワーを浴びていて、ガウンをはおったあとにセックスとなり、ガウンの紐をほどくから鼻息が荒くなる。ヌードはおがませてくれないが…
　一番大胆だったのはテッチーで、白い衣装のまま水を浴びるときに完全にお尻がスケていて、あじゃー、下は全裸じゃないか。よく視線を集中すれば乳首も浮かんでいるし、陰毛は…　なんてカッカ燃えまくる。リッキーとプールで抱き合っているときも水の中から肌が誘惑してきて、実においしそうだった。