ＨＵＬＩ　ＳＡ　ＡＫＴＯ
（行動の裏側）
　
00/01年：リーガル・エンターテインメント
監督：フランシス・“ジュン”・ポサダス
主演：ジェストニ・アラルコン
　　　 アリオーナ・アモール
　　　 ロイ・アルヴァレス
　　 　デレク・ディー
　　 　ディンド・アロヨ
　　 　クリスティナ・カステン
　　　 アヴァ・アヴィラ
　　　 ジョン・ロペス
　　　 アラン・ガルシア
　　 　ベルト・カヤナン
　　 　ウィリアム・ロメロ
　暗闇を逃げるマヴィク・ボルニリア、アン・ジャカ、ロウェナ・ジャカ演じる三人の女性が射殺される。フとジェストニ・アラルコン演じる主人公が港町へとやってくると、ロイ・アルヴァレス演じる有力者が荷あげの仕事を港湾労働者たちに与えているのがみえる。町の教会へジェストニが足を運ぶとや、アリオーナ・アモール演じる女性が中で祈りながら泣いている。たまたまロイがならず者たちに殺されそうになったのをジェストニが助け、ボディー・ガードに雇われることになってその家へと向かうと、ロイの妻はアリオーナだった。
　なかなか好奇心を刺激する、秀逸な出だしである。しかもロイがアリオーナにＳＭプレイを楽しむ光景をジェストニがのぞき見するシーンが続き、ワクワクさせる。
　でもストーリーの全貌はすぐに先が読めてしまい、アッいう間に興ざめ。
　ロイは慈善に寄付したりといった表の顔とは違って、裏では人身売買を行い、デレク・ディー演じる警察が捜査しているものの、なかなかしっぽを現さない。アリオーナとできてしまったジェストニは実態をつかむも、ロイの使用人という立場から静観している。でもジョン・ロペス演じるロイの息子が帰ってきて、義理の母のアリオーナを犯そうとし、それに嫉妬したアヴァ・アヴィラ演じる自分の妻へ銃を向けたときに、ジェストニがジョンを射殺。アリオーナと逃げるのだが、船に隠れてセックス。
　まったくバカの典型じゃないか。そんなところでイチャイチャしてしてると、つかまっちゃうぞ、と思っているや、案の定そうなるのだから、おマヌケにもほどがある。
　結局、アヴァがくくられたジェストニを助ける展開になって、デレクらもかけつけ、売り飛ばされそうだった女たちを無事に助けると、ロイをやっつけて終わりだから、あまりにも型通り。
　くだらねー。
　とはいえ、アリオーナが目的でみた映画だから、その魅力爆発には目がギラギラしてしまう。ＳＭシーンが三回もあって、ロウソクをたらす行為そのものは趣味に合わないから、もっとうっとりするようなムードでアリオーナのボディーを堪能させてほしいと思うものの、いずれもオッパイがベロンと丸だしになっているだけでなく、陰毛もバッチリみえている。
　ウヒャー、こりゃスゲー。
　ジェストニとのセックスは、一回目に肝心の露出がないパターンをおき、二回目で騎乗位となってオッパイをゆする。ジョンに襲われるときや、船でつかまるときもオッパイをポロリとさせて、もーう、チュッチュしたい。
　さらにジェストニと一緒に両親の墓へ行って、飲んだくれて過去を話すときの白パンが、ちょっとスケているのにパンティー・ラインがみえないからＴバックかなとうかがわせるタイプであったり、ビーチでの水着のブラがつくる胸の谷間が手を入れたいほどの誘惑で、脱いでいない色気も満載。アリオーナのサーヴィス精神に感謝。
　またロイが目をつけ、拉致されてしまう海女をクリスティナ・カステンが演じているのだが、ほかの二人とともに乳首が浮かぶ白い布の衣装で登場し、アリオーナとケンカになるシーンで、浅瀬で取っ組み合うから二人の濡れた衣装にオッパイがスケるうえ、食いこむパンティーがバッチリになって、ここもやってくれる。
　アヴァはジョンとの座位のセックスでオッパイ全開だが、乳房の肌が光り、艶のよさで圧倒。水着姿でもブラに包まれたオッパイから輝く肌がスベスベしていて、なんとおいしいそうなことか。ジョンに殺されそうになるシーンでの黒いボディー・スーツの下着からのぞく紐Ｔバックのお尻もそそり、とにかく満足。
　女優のセクシーさでみせる作品といえそうだ。
　なおＳＭシーンに琵琶の音が挿入されるのは、そういうイメージがあるのかな、と想像して、ついニヤリしてしまった。