（借り）
03年：アンゴラ・フィルムズ
監督：ロミー・Ｖ・スサラ
主演：アレック・ボヴィック
エース・エスピノサ
エディー・グチェレス
メラニー・マルケス
ジェス・ラピッド
ブランド・レガスピ
レヴィー・イグナシオ
コンラッド・ポー
ジョニー・ヴィカール
アナ・カプリ
リン・マドリガル
アレック・ボヴィックの魅力が猛爆発のウハウハ作品。アレックと名コンビであるフランシス・“ジュン”・ポサダスではなく、ロミー・Ｖ・スサラに監督が交代しているものの、いかに彼女のセクシーさを表現するかにおいては、より一層のツボを心得た的確さで嬉しくなる。そのぶん内容はくだらない方向へ低下していても、まったく気にならない。
どこか地方の海岸（ロケはラ・ウニオン）で麻薬取り引きから襲撃戦を起こすのが冒頭。すぐにお話かわって、しばらくアレックをめぐる愛憎劇が展開する。
メラニー・マルケス演じる母が水浴び中のアレックを呼ぶと、いきなりの登場ショットでアレックはしゃがんだ全裸のうしろ姿。ブランド・レガスピ演じるトライシクル・ドライヴァーが慕うも、アレックはエース・エスピノサ演じるブランドの友人が好きで、アナ・カプリ演じる近所の娘がブランドを狙っているとの人間関係。しばらく村を離れていたエースが帰ってきて再会するや、その場でアレックと草原でセックスをはじめ、ワンピースをズルズルッとおろしてオッパイをポロリにキャーッ。騎乗位に変わり、海老そりのポーズで挑発するも、下半身は着衣のままだから焦らしてくれる。
メラニーはエディー・グチェレス演じる有力者の初老オヤジに、親子以上に年齢が離れているにもかかわらず、アレックを嫁がせようと考えている。エディーに会うために服を着がえるとき、アレックは白いパンティー一枚にむかれてオッパイを堂々の丸だし。うーん、形といい、大きさといい、肌のつやといい、肉の張りといい、乳首の色合いといい、理想的だ。
ジェス・ラピッド演じる中年のおっさんがアレックにアタックし、あっさりフラれると、夜ばいをかけてレイプを試みる流れに。シャツの上からオッパイをもまれたあと、スカートの中をのぞきこむようなカメラのアングルがエッチねえ。メラニーがジェスを思わず殴り殺して逮捕。エディーが裁判での援助を約束し、アレックに交際を承諾させる。エディーの家へきて寝ているアレックのところへエディーが食事を運ぶシーンで、黄色いワンピースからパンティーを探るような撮りかたが、またまたスケベ。
メラニーが無罪になって、感謝からアレックはしょうがなく結婚。処女でなかったとエディーが怒る初夜で、アレックの上向きオッパイがアップになって、いやはや吸ってみたい。
不幸な結婚生活が始まり、プールで泳ぐシーンでは、大胆な紐ビキニのアレックがキュート。ほかの男と話したためにエディーが呼びよせると、ピタッとパンティーを貼りつかせて水からあがるショットへとつながり、こっちがみたい絵をロミーがしっかり把握していることに納得。シャワーを浴びているとエディーが入ってきて愛撫する場面になって、ついに素っ裸のアレックがビンビンに誘惑してくる。横からのオッパイといい、お尻のカーヴといい、水もしたたるいい女。
エディーが麻薬ビジネスのボスとの事実が示されて、やっとプロローグのエピソードとメイン・ストーリーが一致する。エディーがカネを隠すのをのぞきみるとき、アレックはたまたまガウンを脱ぐと全裸。お尻の切れあがりや、割れかたの形にうっとり。この意味なしヌードの奉仕精神が素晴らしい。
エースと電話したために、エディーが嫉妬で殴るシーンでは白いホット・パンツを食いこませ、中身をみたあとでも刺激的な下半身に圧倒される。シャツを裂かれてオッパイをプラプラ状態にカッカ燃えるばかりか、ホット・パンツをはぎとる行為を省略し、破れたシャツの残骸である布切れだけを巻き、ほぼ全裸で放り投げられるポーズへと続く。アレックは恥ずかしげに陰毛もみせていて、もはやここでキブ・アップ。
でも紺の全身レオタードのようなプロポーションくっきりの衣装で現われ、エディーが「なんだ、そのかっこうは」とオマンコのあたりをさわるショットで、鮮やかな腰のくびれや、キュッキュッと食いこむヒップラインが明らかに。再び脱いでないシチュエーションからビンビンの復活で、驚愕のフェロモンを実感する。エースとの思い出にふけるアレックのイメージでは、原っぱに寝る全裸のオッパイ丸みえボディーを真上から撮ったショットに、ちょっとセクシー・パンチの連続が激しすぎるよお。
エースと密会でセックスを繰り広げ、スカートをまくりあげてみれば、アレックはパンティーをはいていないため、生ケツが魅了してくる。もちろんシャツもまくってオッパイをドバーッ、でおいしそう。
まあ、アレックがカネを持って逃げるというクライマックスは、主人公に手を汚させる構成がまずまず。途中、双眼鏡で監視している伏線が示していたように、エースの正体は警官で、仕事を怠りコンラッド・ポーやジョニー・ヴィカール演じる捜査官ともめたりするし、アレックと別れるようにメラニーが迫ったとき、なんとメラニーを犯していて、単純に正義でないあたりが買える。でもエディーがレヴィー・イグナシオやザンドロ・ザモラ演じる手下に商売相手を安易に始末させるなど、いくら犯罪シンジケートでも信用を失うよとのイメージを与えるばかりか、逃亡中のアレックがエースの家へやってきて、なんでもっと遠くへ行かないの、頭悪いなあとの感じを抱かせ、ストーリーは短所ばかり目立つのが本当のところ。アレックの父がメラニーを暴力的に扱った少女時代の記憶もつけ足し程度で、まったく生かされていない。エースがいとも簡単にエディーの一味を退治するアクションの盛りあがり欠如にいたっては、キツネにつままれたような呆然さを招くばかり。
確かにひどい作品だ。
とはいえ、まだ息の残るエディーにエースが撃たれ、アレックが駆け寄るショットでは、ダーク・イエローのジーンズをはくアレックがワンワンのポーズをとり、しかも突きだしたお尻を真正面からカメラがとらえる位置にあって、スクリーンへ手をだしてさわりたい、顔をおしつけてみたい、なんて欲望をムラムラ鼓舞するひわいさ。
性欲人間にとってはたまらなく満足のいくのでき、と評価したい。
終わってみれば、水着、下着、チラリズム、貼りつき衣装、セミ・ヌード、すっぽんぽん、とアレックの肉体をあらゆるパターンで紹介していて、拍手喝采、感謝感激の雨あられ。欲をいえば、エディーがファッションのショッピングや美容院でアレックを改造するエピソードで、スケスケの極小紐パンティーを手にとっているショットがあり、それをはいたアレックをみたかったなあ。
なにはともあれ、アレックにチュッ。
なおメラニーがエースから強姦されるシーンは、さすがに服の上からもまれる描きかたになっている。
先輩セクシー女優のアナは、ブランドとのセックスで黒いブラをみせるも、普段のアナからすれば控え目な露出。
なぜか同じく先輩セクシー女優のヴェヌス・ヴァルガが、子ども時代のアレックを演じたレジーン・レヴィーリアなどとともに新人とクレジットされていて、アナやブランドの母を演じたリン・マドリガル（ライン・プロデューサー兼）とともに特別主演にクレジットすべき間違いと推測するも、レヴィーに殺害される元エディーの愛人との役柄で、オッパイ全開の黒いパンティー一枚。オマケほどながら、みせてくれる。
エディーがカネで処女を奪う犠牲者は女優名が不明なものの、じゃっかんかわいさを秘める容貌。タンク・トップからオッパイがあらわになり、正常位のセックスでも乳首をだしっぱなしのサーヴィスだった。
