ＤＩＶＩＮＯ
ＡＮＡＫ　ＮＩ　ＴＯＴＯＹ　ＭＯＬＡ
（ＳＥＲＩＡＬＩＺＥＤ　ＩＮ　ＢＵＬＧＡＲ）
（ディヴィーノ　チンポコ坊やの息子　ブルガル連載）
　
98年：エル・ニーニョ・フィルムズ／シャンテン・フィルムズ
監督：セザール・ＳＢ・アベーリア
主演：トフィー・カルマ
　　　 ジーノ・アントニオ
　　　 ジーノ・イルストレ
　　　 デボラー・カルピオ
　　　 イナ・アレグレ
　　　 アルマ・ソリアノ
　　　 サブリナ・Ｍ
　　　 テン・テン
　題名から『ＴＯＴＯＹ　ＭＯＬＡ』の続編のようでいて、まったく無関係の作品。
　トトイ（ジーノ・アントニオ）とジジ（デボラー・カルピオ）の夫妻が男の子のディヴィーノ（テン・テン）を生み、祖母（ナティー・サンチャゴ）と三人で育てる。大きくなったディヴィーノ（トフィー・カルマ）は娼婦のオリヴィア（イナ・アレグレ）と初体験するも、巨根でオリヴィアのマンコから血がでる。学校で同級生のメラニー（アルマ・ソリアノ）を口説いたら、両親の親友であるアディン（エルニー・フォルテ）の娘。メラニーをはらませ、できちゃった婚になる。カレッジへ進学で身重のメラニーを残し、田舎からバギオへでる。そこで警官と結婚でレストランを開き、女将におさまっているオリヴィアと再会で、浮気のセックスのときにオリヴィアの夫（ジーノ・イルストレ）が帰り、クローゼットに隠れる。今度はカレッジの女教師のアーリン（サブリナ・Ｍ）へアタックし、同棲をはじめる。すぐにアーリンも妊娠で、誕生日の連絡がないのを不審がったメラニーがバギオへやってきて、アーリンとの関係がバレる。
　フィリピンではおなじみの割礼が描かれるも、ディヴィーノが股を痛そうに歩く暗示のみ。祖母がトトイのお尻をたたく折かんをするのに、女性社会フィリピンがうかがえれば、気の荒いメラニーにディヴィーノがオナニーをみられて体を許してもらうあたりも女性の強さ。ディヴィーノとメラニーの初夜を祖母やトトイが盗み聞きであわてるのはコメディー描写。レチョンのアップで祝いごとをあらわす結婚式において、ウェディング・ドレスにお札を貼る風習がでてきて興味深い。
　アーリンを食事へ誘うと「ガールフレンドはいない」と告白のディヴィーノのウソつきぶりは、いったん故郷へ戻ってメラニーを説き伏せ、アーリンにも謝る天性のジゴロといったダメさ加減にきわまる。これほどの女たらしを主人公に、あっさりアーリンが引いて、さほど葛藤やトラブルもなくアーリンと元のさやの話は、まったくバカバカしいレヴェル。いかにもセザール・ＳＢ・アベーリラらしいドラマの弱さというべきか。
　女優陣ではイナ・アレグレが濃い目の美人で、黒いボディコンからオッパイをポロリと露出するも、ベッドに寝ころぶと黒いブラをつけたままがヘンになり、撮影がヘタ。全裸のセックスもムードの盛りあげを欠くながら、浮気のほうのセックスでも乳首をモロにだすだけでなく、シースルーのランジェリーを着て、パンティーと乳首のスケているのが妙にそそる。アルマ・ソリアノは水色のランジェリーに白いパンティーで挑発のあと、二度のセックス・シーンで乳首がバッチリにおがめ、とくに一回目は上向きの美乳がおいしそう。サブリナ・Ｍは着がえでブラをはずし、乳首もみえる横乳とＴバック・パンティーのお尻が太めとわかるも、セックス・シーンで乳首を全開に迫る。意外にもデボラー・カルピオは脱がずじまい。
　イナのスケ乳首がとくにムズムズっときたかな。