DALAWA SI EBA SA PARAISO NI ADAN
(アダムの楽園にイヴがふたり)
 
99年:エル・ニーニョ・フィルムズ/シャンテン・フィルムズ
監督:セザール・SB・アベーリア
主演:サブリナ・M
    マイク・マガット
    ヘーゼル・エスピノサ
    イナ・アレグレ
    マリルー・ヴェル
    テン・テン
 サブリナ・Mとヘーゼル・エスピノサが共演のセクシー作。
 田舎が舞台で、クレア(サブリナ)とクラリサ(ヘーゼル)の姉妹は大きな屋敷に暮らすめぐまれた階層。母のマリッサ(マリルー・ヴェル)が厳しいも、宗教に敬けんなクラリサに対し、クレアは奔放な性格で、夜遊びにふける。一方で家政婦のジュディット(ピンキー・ローセス)が近所のベン(ジェーゴ・サルヴァドル)を連れこんでセックスしているのをマリッサに黙っててあげる。カレッジの同級生のビン(イナ・アレグレ)と仲がよいも、ビンがレズで、同性愛セックスのレイプを仕組まれたので別れる。クラリサは同級生のリオ(マリリン・カヤブヤブ)と親友になり、リオの兄のレオナルド(レーモンド・ガルチトレナ)がクラリサに気があるながら、たくみにちょっかいを入れてクレアのほうが先にレオナルドをものにする。父のドナト(エルニー・フォルテ)が急死し、新たにルーイー(ダニー・リエル)と母が再婚で、ルーイーの息子のヴィンセント(マイク・マガット)が一緒に住むようになる。幼い息子(テン・テン)をかかえるヴィンセントを誘惑でクレアがセックスへもちこむも、ヴィンセントはクラリサを好きと感じる。いったんはねじれた人間関係を嫌って家出のクラリサだが、ヴィンセントと結ばれる。そんなとき、ベンが仲間を雇ってヴィンセントとクラリサを誘拐。クレアがピストルをとり、助けにやってくる。
 監督のセザール・SB・アベーリアが自ら執筆の脚本によるくだらない話ながら、クリス・マルセリノのストーリーは『ブルガル』の連載という。ヴィンセントの先妻がアメリカへ働きにいき、そのまま離婚がフィリピンっぽいなら、ベンに撃たれたクレアの回復をヴィンセントの息子がマリア像に祈る宗教性もフィリピンの特性をなす。ビンの男っぽい性格をあらわすのに、女性の仲間と「パレ」と呼び合うあたりが興味深い。
 とにかくサブリナが太めでちょっとデブに近く、ハダカの魅力が落ちるのが残念なところ。それでもベビードールにパンティーをチラつかせて寝るのにはじまり、ビンにドレスを借りる着がえでのヒップに貼りつくパンティーと乳輪のハミでたブラ、ビンに睡眠薬を飲まされたベッドでのパンティーとブラ、レズの気持ち悪さを落とすシャワーでのお尻が丸みえの全裸にもみ洗うオッパイのモロ、Tバックのパンティーがスケるシースルーのランジェリー、レオナルドとのセックスで騎乗位にゆれるオッパイ、クラリサと姉妹でイチャつくベッドでスリップ、ヴィンセントとセックスで堂々のオッパイ露出、もう一度ヴンセントを誘惑のときのお尻に貼りつく黒いパンティーとボディー・スーツの下着などが興奮をくれる。黒いブラとレザーのミニスカや、パンティーがのぞきそうな股間のそそる赤いワンピースのミニ、ピストルをかまえる黒づくめのジーンズといった着衣はカッコいいも、ヘソだしのジーンズがお腹の肉のタブつきでセクシーさをさげる。
 さすがにヘーゼルはビンビンの刺激をくれて、クレアとのイチャイチャのスリップにパンティーのほか、ヴィンセントとセックスで全裸になる際にカメラが鏡にうつるうしろ姿をとらえ、背中のブラをはずす。今度はパンティーを脱ぐとアップに全裸のお尻をつきだしてオマンコがみえそうなうえ、お尻の割れ目をキュッと閉じてヴィンセントへ飛びのる。素っ裸のシャワーでは陰毛がバッチリにくわえ、エクボのあるお尻と乳首のキュートなオッパイがアップに迫る。二度目のセックスでもバックの座位でオッパイを正面からおがませる。しかもリゾートのプールで青いビキニになってハイレグのパンティーの食いこむお尻がおいしそう。もう、まっぱを堪能したあとに水着はないかもしれないも、趣味なので…。ジーンズが下半身にダブダブなあたりのみ惜しいかな。
 実はもっともチンチンにドキドキをくれたのはイナ・アレグレになり、ピタッとジーンズがフィットしたプロポーションにまず視線釘づけ。クレアをレズで犯そうと自分も脱ぐと、Tバックのパンティーのお尻をさわってみたくなる。本当はオール・ヌードの大胆さがほしかったところ。ピンキー・ローセスがワンピースをまくられてパンティーをだしたり、オッパイをプラプラとトップレスで着がえたり、ベンとのセックスでオッパイを上向きに全開はオマケ。
 とりあえずはへーゼルの全裸に満足の快感がえられる。