ＤＡＬＡＧＡ　ＮＡ　ＳＩ　ＳＡＢＥＬ
（サベルはもうすっかり乙女だ）
　
(98)年：スコルピオン・フィルムズ
監督：ルーベン・Ｓ・アバロス
主演：イッサ・イグナシオ
　　　 リッキー・ベルモンテ
　　　 ジーン・サブリッツ
　　　 エフレン・レイエス・ジュニア
　　　 ロマノ・ヴァスケス
　　　 ジェム・カスティーリオ
　　　 ジュン・パラタオ
　　　 ロイ・ロドリゴ
　　　 ラモナ・リヴィーリア
　イッサ・イグナシオの魅力を堪能する作品であり、それ以上ではない。
　美人かと問われれば、ちょっと首をひねるイッサだが、そこそこかわいいことには同感。ボディーの迫力は無条件ですごいと絶賛ものだから、期待が盛りあがる。
　フィリピン映画によくある田舎の漁村が舞台の愛欲劇で、これまたおなじみの海女ふうの白い衣装で乳首をスケスケに登場し、さっそくイッサが誘惑。なぜか頭の弱いの男が海岸をうろつくのもパターンで、ロマノ・ヴァスケスがときにマジにみえる瞬間があるものの、知恵遅れぶりを好演。ヒロインへ純情に恋心を抱くという、典型的な図式をつくる。
　リッキー・ベルモンテ演じる魚のディーラーが、大人のボディーに成長のイッサ演じる少女に恋し、ジーン・サブリッツ演じる母親に結婚話をもちかけてドラマが始まる。リッキーはロイ・ロドリゴなどが演じる不良漁師たちのダイナマイト・フィッシングを非難し、一応は良識ある中年に設定される。イッサはロイとできていて、海辺でキスのときに白いスリップから身体のラインが浮かびあがる。でもビーチで抱き合って、転がりながらヒップのあたりに砂のつく姿はあまりそそらないし、岩に寄りかかって立位でセックスの際に、イッサでなく、ロイのお尻がみえるのにゲーッ。
　楽しみはおあずけ。
　エフレン・レイエス演じる義父が睡眠中のイッサの裸をのぞくときも、イッサの肝心のパーツは隠れたまま。
　水浴びもイッサにエフレンが迫って、いよいよみせてくれる。白いシャツが濡れてシー・スルー状態になのだが、それを脱ぐと全裸に。エフレンがレイプに入ってオッパイもお尻もあらわなばかりでなく、視線をよく集中すれば、陰毛もチラつく。
　ジーンにリッキーとの結婚を強制され、あんなオジンと嫌だとロイに身体をまかせるセックスが、とにかく大満足。ロイと海へ入ると、イッサの薄いシャツが濡れてペタッと全身に貼りつき、バツグンのプロポーションが明らかに。キュートな乳房の形や、理想的なお尻の割れかたがくっきりで、もう素っ裸よりもビンビンにそそる。
　よだれがたれそう。
　いざリッキーと結婚後に、あっさりイッサは変化。魚の買い取りマネージャーをまかされ、ロイなど漁師とビジネス・ライクに対応する。リッキーとの初夜には、乳首のアップまでミセミセがウハウハ。さらに夫婦の営みの前にオッパイを全開で身体を洗い、パジャマを脱がされてまたもオッパイ。
　いやー、実においしそうで、ペロペロなめてみたい。
　ヘロム・アドヴィンクラ演じるロイの仲間からもイッサは襲われ、リッキーが眠っている間のセックスで、これでもかのオッパイ。
　物語は殺人という血生臭い展開になるあたりが、またフィリピン映画の定石どおり。ロイがエフレンを殺し、リッキーにも刃を向けるも…
　くだらなくて、ありきたりな内容なんかどうでもいい。イッサのセクシー・カウンター・パンチにボコボコ寸前。
　何度もイカされる作品だ。
　あと浮気者のロイが手をつけるバーのダンサーをジェム・カスティーリオが演じ、ステージ・シーンでスケスケのシャツの下に光沢ブラと黒いパンティーの衣装がムズムズ感を誘発。ロイとのセックスではオッパイがみえっぱなしで、こちらもチューッと吸いつきたい。
　ジェムの仲間をラモナ・リヴィーリアが演じるものの、最後まで脱がないのが意外であり、不満な点だった。